美幌町を始めオホーツク地方には、おいしい野菜を真摯に作っている生産者がいます。しかし、作られた野菜の中には、地元であまり流通されていないものもあります。地元で作っている野菜を地元で販売すれば、新鮮な状態でお届けできる、輸送コストがかからないのでお得に提供できるなど、メリットがたくさんあります。「いちのへや」は、生産者から直接野菜を仕入れ、私たちの手でお店に納入することで、地元の新鮮な野菜をお得に、地元の皆さまに食べていただきたいと思っています。
「いちのへや」を立ち上げた私・一戸あゆみは、農家の嫁として、家族が手間暇かけて、また努力を重ねながら野菜を作っているところを見てきました。また、一人の消費者として、母として、「安全安心でおいしい野菜を食べたい、子どもたちに食べさせたい」という思いも持っています。同じ消費者の声を聞くこともできます。大切な人が作っている野菜をお届けし、皆さんの大切な家族に食べさせてほしい。生産者の思いと消費者の思いをつなぐのが、「いちのへや」の使命です。
除草剤を使わず、手で1本1本草取りをしている分、安心して食べられます。ぜひ、皮まで丸ごと味わってみてください。「ニンジンってこんなに甘いの?」と驚く味わいとジューシーさが楽しめます。独特のくさみがなく、ニンジン嫌いだった私も大好きに。生でシャキッとも良し、加熱してやわらかさを楽しむのも良しです。
特に繊細な作物ですが、農薬を使わずに病気にならないよう気を配って作られています。種類が豊富なので、煮物にはメークイン、じゃがバターには男爵、甘みを楽しみたい時はインカのめざめと、料理に合わせて選べます。秋の採れたてはホクホク、冬に熟成させると甘みを増してくるので、時期ごとの変化も楽しんでください。
一戸農場のゴボウは、栄養豊富な土の中で蓄えた太さが特徴です。よく、「太いと“す”が通ってるんじゃないの?」と言われますが、むしろこんなに太くてもアクが少なく中までみずみずしく、火を通すとホクホク。煮物でこの食感を楽しんだり、きんぴらやサラダにしたりと、いずれもゴボウの風味をしっかり味わえます。